4.  ベルナデッタが語った言葉の珠玉集

※花の写真は、ベルナデッタとは直接関係がありません。

             7.ヌベールで

時、場所

 

 口数少ないベルナデッタの言葉  参考、備考

1870年11月の手紙

(26歳)

ヌベール

 敵がヌベールの近くまで来ていると言われています。私はプロシア軍を見たくないのですが、恐れてはいません。神はどこでも同じ方ですから、プロシア人の間にもいらっしゃるでしょう。・・・・・私はプロシア人も自分たちの務めを果たしているのだと思います。

1870年は、日本では幕末の動乱間もない頃の明治二年である。

 プロシア≒ドイツ。プロシアという呼称は,最も広い意味では,1871年以来ドイツ帝国の中核を形成したプロシア王国を指す。

 プロシア首相がビスマルクの時,普仏両国の対立は深まった。1870年7月14日,フランスの開戦決定をもって両国間に戦端が開かれた。南ドイツ諸邦軍をふくむプロシア・ドイツ軍は連戦連勝し,9月2日ナポレオン3世をフランス北東セダン Sedan の地に包囲・降伏させ、71年1月28日パリを開城させるに至り,5月講和条約が結ばれた。
  この戦争で,一方においてドイツは統一という目標を達成した。(平凡社「世界大百科事典」による)

     
     

(35歳)

死ぬ間際

 

 私は、一粒の麦のように砕かれています。  ベルナデッタが幼い頃、よく耳にしたのは、水車小屋の中で、小麦が砕かれている音だった。

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