≪左の仏文の和訳≫

　この（上の）写真の二つの丘の谷間を、ご覧ください。そこに建物群が見えるでしょう。

　この建物群は、水車小屋の全景です。

　Ｌａｐａｃａラパカの川（ＰＡＵ川へ注ぐ支流、水色で塗った部分）の流れに沿った水車小屋は、ひき臼（うす）を回転させています。

　ベルナデッタは、このうちの二つの水車小屋に住んでいました。

　　（補注大魚；　Bolyボリーの水車小屋と、Lacadeラカデの水車小屋を指す。　しかし、厳密にいうと、後者のLacadeラカデの水車小屋の方は、ベルナデッタがヌベールの修道会に入るためにルルドに別れを告げる時に、両親が住んでいた家屋である。→　　　「Rene　Laurentin　”Bernadette　vous　parle”

Mediaspaul　&　Lethielleux　Ｐ．�Tの４１１による。Ｐ．�Uの135には写真が掲載されている。

　また、左の仏文の本のP.118には、Lacadeラカデの水車小屋の玄関の写真があり、ベルナデッタの父と妹Justin、弟ピエールが写っている。P.119には家屋の絵があり、「ベルナデッタが、1866年7月3日に、彼女の家族と共に別離の食事をした父の家。」と書かれている。）

　水車小屋群の一番低い所の、４つの屋根窓のある建物が、べルナデッタが生まれたBolyボリーの水車小屋です。

　そして、一軒置いて小高い所に、小さな煙突と三つの屋根窓のある、しっかりした造りのLacadeラカデの水車小屋があります。

　なお、この写真にはあまり写っていないが、Lacadeラカデの水車小屋とBolyボリーの水車小屋の間を川が流れています。（水色で塗った部分）

　それはとても小さな小川で、水車小屋はその川の水流が弱いときは、開店休業せざるを得ませんでした。また、ベルナデッタの粉屋の両親が（気前が良すぎるために）経営に行き詰ったことも、開店休業の理由の一つでした。