ＨＰ運営者の付記

　上のリストに、カレル博士　治癒を目撃したマリー・フェラン（本名はバイイ）の名前が無いのは、第三の審査機関である教会（司教が任命する委員会）の神学的審査が厳しかったためだろう。我々一般の人には、想像できないほど、厳しいらしい。

　上の６６例のうち、数例については補足的資料や具体的な資料、あるいは詳細な資料が手元にあるので、以下にご紹介したい。

　１番目

　５番目

　ブーオール・

　　ジュスタン

　疾患は、伝染病の罹患による運動発達の遅滞

　hypothrepsia ( = malnutrition) ... と書いているＨＰがある。

　彼の治癒の頁へは、ここをクリック。

映画「聖処女」で、この乳児ブーオール・ジュスタンが、ルルドの泉によって癒された奇跡が、描かれている。

２６番目

サルバトール神父

４５番目

志村辰也『ルルドの出来事』により、奇跡の審査が初級・中級・最終の三つの審査機関により、厳格に審査される経過が、十分窺える。

４６番目

　疾患は、リューマチ性の脊椎炎。

　彼女の治癒の頁へは、ここをクリック。

　直接ルルドへは巡礼していないが、ルルドの聖母に祈ることによって治癒があった例。

６３番目

　　「特別な癒（いや）し」と称される（サルモン教授）ほどの、驚くべき奇跡の鮮明な事例である。

　この起死回生は、新約聖書のラザロの復活を想起させる。（ヨハネによる福音書１１章）

　癌（ガン）と診断された、ミケーリの組織学的生体切片の写真４点と、骨盤のレントゲン写真数点を掲載。詳細が一目瞭然である。

６５番目

１９７６年ディリチア　　Ｐ．４３

　

　中国新聞（１９９９年２月１３日付け）などによると、ローマ・カトリック教会はこのほど、言語障害やマヒなどを引き起こす原因不明の難病、多発性硬化症にかかった男性が、聖地ルルドを巡礼後に全快した例について、「説明不可能な治癒」と認定、奇蹟であることを認めた。

　今回の「奇蹟｣は１２年前に起こっていたが、教会が公式に認めるまで、長期にわたる調査手続きを要した。１８６２年以来、これまでに六千人以上が巡礼により、回復されたとされるが、カトリック教会が公式に「奇蹟｣と認めたのは六十六人目。前回の６５人目の公式認定は、１９８９年シチリア島出身の女性であった。

 

　また、Ｐ．３３